2011年5月2日月曜日
「信頼が引き出す人の力」Part10 精密部品会社社長 松浦元男さんのお話 2010年4月24日放送分
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2010年4月24日放送のラジオ深夜便明日へのことば「信頼が引き出す人の力」
精密部品会社(樹研工業)会長の松浦元男さんのお話を要約中。
*インタビューのパートは●印で表しています。
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もっと面白いことには
この事務所に外国から電話がかかってきても
英語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語ぐらいなら
誰かが出ることができる
そんなのがいっぱいいる
●皆さんどうやって覚えたのですか?
面白いでしょ
大学出ているのは一人しかいない
後は皆ここ、会社で覚えたもの
入学試験を一生懸命やった人は間違いを恐れて使おうとしないが
三流の学生は間違いはしょっちゅうだから
恐れないわけ
だからちょっと覚えたことをすぐ使う
それで覚えていってしまう
今日は出張でいないが、そこにいる男などは
英語とドイツ語がペラペラ
うちに入る前は左官屋をやっていて壁を塗っていた
●人の力って無限なんですね
チャンスにぶつかって、それをやっていこうというモチベーション、動機付けがあると
すすすっと伸びていってしまう
これは若者の特徴
熟年の人間でも一念発起したのがいて
最近ISOのの国際審査員の資格を取ってしまったやつがいる
そういうお手本がいると他の連中がまたわっーと勉強したがってしまう
おもしろい
勉強嫌いが集まって、みんな勉強するのだから
●理想的ですね。世の中全体がそういう考えになったら日本はもっと元気に
なると思うのですけれど。これは一朝一夕にできることではないですよね。
これには秘密がある。
ひとつは永年勤続者がそろっていること
人が出たり入ったりする会社は駄目。
それからこの会社をみんなが好きになってくれなくては
そうしないと新しい技術も出てこないし、品質のいいものも出ない
皆がこの会社を好きだったら、みなうまくいってしまう
どうしたら好きになるか
先に話をした毎年給料があがるという安心
ついこの間まで流行っていた評価制度とか成果配分とか
あんなことをやっていたら駄目だね
だからうちは給料は年齢序列
仕事がちょっとぐらいできたぐらいで偉そうな顔をするなバカ
年寄りが偉いに決まっているわと(笑)
だからうちで一番給料が高いのは年長者
若者がいくら頑張ってもそれは越せない
●ずっと地道にやっていけば給料は高くなる
当然
そうすると面白いのはおじいちゃん、おばあちゃんが安心して
そこの家の息子さん、娘さんが会社に入ってくる
世襲議員が問題になっているが、うちは世襲社員がいっぱいいる(笑)
そうすると
親が直接教えるから手っ取り早い
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(37:36)
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ラベル:
明日への言葉・心の時代
2011年4月26日火曜日
「信頼が引き出す人の力」Part9 精密部品会社社長 松浦元男さんのお話 2010年4月24日放送分
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2010年4月24日放送のラジオ深夜便明日へのことば「信頼が引き出す人の力」
精密部品会社(樹研工業)会長の松浦元男さんのお話を要約中。
*インタビューのパートは●印で表しています。
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ですから今度は自分がこの街の若い人をご両親から預かるのだから
18や19才、まだ子供ですよ
ご両親が18、19年育てた人間を
他人の僕がたかが5分や10分面接して
良いの悪いのなどおこがましい
来てくれるのなら御の字だから入れなさいということで
それで集まった連中ばかり
お陰さまで定着率はほぼ100%
●皆さん専門家ではないわけだから、ここで技術を覚えていく
そうです
それが今の若者の面白いところ
自分達のころと違って教育水準が高い
今、日本の子供の教育水準が低いだなんだとやっているが
あれは統計の見方がおかしい
子供の教育レベルが高いといわれているのはフィンランドとかスェーデン
人口何人いる?
ベストテンの中に人口一億人以上の国が入っているか?
日本だけですよ
だから相変わらず教育水準は高いんですよ
ウチに入ってきた人間は
今の入学試験のような勉強には適していないだけ
ただそれだけ
このあたりには周りにいい会社がいっぱいあるから
成績優秀な人間は皆そっちに行ってしまう
ウチに来る人間は個性が一人ひとりすごい
●たとえば
全然習っていないが、バイクなら自分で作ってしまうとか
皆、そのぐらいの男達
学校では禁止、だから怒られて終わり
だけどウチに来たら大歓迎
そういう連中が次から次へとやってくる
我々のような会社のやっていることは
学校の勉強と違って答えがない
自分で探して作らなくてはならない
入学試験を一生懸命やってきた人は
答えがあることしかやってきていないから
初めから答えがないものに取り組もうという姿勢すらない
それがそういう経験のない奴らは
答えの無いことに平気で取り組む
これが面白いところ
誰が聞いたってやれっこないじゃないかということに
平気で取り組む
●数字をいじくる勉強ではなく、実体験から体得するということでしょうか
とにかく誰も答えを知らないことに取り組み
「お前が出したのが本当の答えだよ、当たってればな」と
冗談いいながらやっていくのだが
みんなそれぞれ一流の技術を覚えていっている
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(34:08)
*間が空いてしまいましたが、本日より再開しました。
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ラベル:
明日への言葉・心の時代
2011年3月1日火曜日
「信頼が引き出す人の力」Part8 精密部品会社社長 松浦元男さんのお話 2010年4月24日放送分
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2010年4月24日放送のラジオ深夜便明日へのことば「信頼が引き出す人の力」
精密部品会社(樹研工業)会長の松浦元男さんのお話を要約中。
*インタビューのパートは●印で表しています。
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●どうしてですか?
それは経営の結果
財務管理と合理化の結果
合理化をひとことでいうと損益分岐点が非常に低い
財務管理でいえば自己資本比率を非常に高くした
固定資産は借金ではなく全部自己資本でまかなっている
そういうことを社員にすべて話している
どういう状況なのか皆が知っている
これを教えてあげることが彼らへの安心の提供となる
そういう安心があると、給料はちゃんと毎月もらえんだと
だから安心ですよね
●それはそうですね
4月が来ると彼らもやっぱり心配で
どないじゃろうときたが
ちゃんと定期昇給すれば
やっぱりあの内容なら定期昇給できるんだなと
そのあとで企業内容はこうだと説明する
ボーナスはどうなんだろうと聞かれて
ボーナスはちゃんど出るよ、減額するけど他所の会社のいい時並だよと
だからそういう状況になっても誰も不安はもたないし
誰も辞めようとしなかった
●そういうことは会社が大きくなりすぎるとできないと思うが
●樹研工業は何名?
100人です
●先着順採用というのは本当ですか?
そうです
●なぜ?
自分がこの街に来たときに
僕を疑って仕事に就けてくれなかった社長さんは一人もいなかった
ちゃんと訳を話して、何でもやりますと言ったら
わかったと、みんな信じて採用してくれた
自分が働いていた地元の本屋さんで
昼ごはんの時に大学に行きたいと話をしたら
その本屋の常務さんが行ったらいいじゃないかと
行ったらいいといわれても、お金がないと言うと
お金ぐらい貸してやると、大学の入学金を全部貸してくれた
そこで働いて毎月お金を返していった
そういうことを何の疑いもなくやってくれたのがこの街
だから、自分はこの街の青年が応募してきたときには
何にも聞かない
もちろん人数制限はあるのが
それが自分を育ててくれたこの街への恩返しだと思っている
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(31:29)
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ラベル:
明日への言葉・心の時代
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