2011年1月27日木曜日
会社の成長は社員の幸せから Part5 …長野県 食品会社会長 塚越博さんの話 2010/10/6放送分
*ラジオ深夜便、2010/10/6放送の伊那食品工業株式会社会長 塚越博さんのお話の要約中。
*インタビュアーのパートは●表しています。
●長年かけて塚越経営が具現化してきたわけですね。ちょっと昔を振り返りたいのですが
●1958年に社長代行として送り込まれてきたとか
私が自分の考えで、ある程度きちんとした哲学に基づいた経営ができはじめたのは
25年ぐらい前からだと思う
それまではどんな会社でもそうだと思うが無我夢中だった
とにかく基礎が固まっていないうちはひたすら儲けろでいいんです
創業間もない頃、会社が小さいうちはひらすら儲けようでいいと思う
しかし、ある程度人を使う規模になったり
ある程度の歴史を刻んできたら
経営者は会社はどうあるべきかという経営に対する信念を確立すべきだと思う
●この地方は農家の副業で寒天を作っていたそうですね
地場産業でした
●この寒い気候が適していた
昔は凍らせないと脱水ができなかった
トコロテンを凍らせないと寒天にならなかった
だから晴天が多くて寒いこのあたりが適していた
ただ、工業的につくるとなれば場所はどこでもいいのだが
伝統産業なので、ここにはいろいろな情報が集まってきたり
原料が集まってくることもあるので、
だからここで始めたということになる
●最初は木材会社に就職し、そこから派遣されて寒天会社の経営を任されたとか
そうです
社長代行でいいから存分にやってみろといわれて
それから悪戦苦闘
創業時は確かに苦労した
信用も技術も設備もお客様もない
ないないづくし
●派遣されてすぐ高校の化学の教科書を読まれたとか
そんなことまで知っているのですか
勉強しなくてはならなかった
工場をやるには物理も化学もみんな必要
私は病気のため高校中退で、勉強する機会がなかった
自分が責任者としてやるなら勉強しようと本当によく勉強した
お金がないから本はたくさん買えないので
高校時代の参考書を本当によく熟読した
今でもその本はとってある
その本は角が丸くなっている
角が丸くなるまで本を読むというのはかなりなものだと思う
少し本を読んだぐらいでは
角が丸くなることはない
そのころはその一冊を通勤電車の中で一分でも惜しいと思って読んでいた
駅から工場まで5分ぐらいだが
それでも歩きながら読んでいた
まさに二宮尊徳そのまま(笑)
私は電車の中でよく本を読んでいる人と言われていたらしい
(28:33)
ラベル:
明日への言葉・心の時代
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