2011年2月21日月曜日
「信頼が引き出す人の力」Part2 精密部品会社社長 松浦元男さんのお話 2010年4月24日放送分
*2010年4月24日放送のラジオ深夜便明日へのことば「信頼が引き出す人の力」
精密部品会社(樹研工業)会長の松浦元男さんのお話を要約中。
*インタビューのパートは●印で表しています。
●大学はちゃんと卒業されたのですね
一応ね
ほとんどいっていません、学校には
●専攻は
経済学部でした
ただ、面白かったのは4年生になったとき
このままでは卒業できないから
事務局に、ある先生に相談しろと言われて
相談しようとして間違って隣の教室に入ってしまった
そこで、1930年ごろの世界恐慌を集中講義していた
それにはまり込んでしまった
結局4時間聴いてしまった
卒業の手続きができなかった
講義が終わってから、教授に今日の経済学の話はとても面白い
もう卒業してしまうので講義をうける機会がなくなってしまう
どんな勉強したらいいのですかと聞いたら
先生がメモをパパパッと書いてくれて、これだけ読みなさいと
言われたのが、
・マルクスの資本論
・ケインズの一般理論
・ヒラーリングの貨幣金融論
・アダムスミスの国富論
この4つはきちっと読みなさいと
そんなの急に読めないというというと
ばか!一生かかって読むのだと言われて
それで今だに読んでいる
●卒業間際にすごい出会いがあったのですね
卒業が私にとって入学だった
そこから勉強を始めた
●でもまだ音楽をやっていた
それで急速に足を洗った
●サラリーマンに一度はなられたとか
5年やりました
セロファンとかビニールシートとか作っている会社に入った
●考えがあったのですか
当時、最先端の素材を扱う業界に入りたかった
当時のプラスチックは今でいうセラミックとかICとかのように
最先端の響きがあったので、それで選んだ
豊橋にある、中小企業といっても社員が1000人ぐらいいる比較的大きな会社だった
●東京に出ることは考えなかった
あまり東京に出たいとは思わなかった
バンド時代、ずっと東京にいたから
せっかく帰ってきたのだから、あまり行きたくなかった
●5年して、なぜ辞められたのか
今の仕事がやりたくなったから
会社にこういう仕事を一つの事業部としてやらないかと何回か提案したのだが
そりゃあ無理ですわ
27,8歳の若造が1000人からいる会社で提案したところで
取り上げてもらえるわけがなかった
それで、面白いことに
会社が取り上げてくれないなら、自分でやろうかとリークしたら
そうしたら急に応援団ができて
お前がやるなら援助してやる
いろいろな人が出てきて、やらなければならない方向に行ってしまった
ずるずるずるっと行ってしまった
世の中の人というのは本当によく見ている
お前がやるなら間違いがないから
ここまで応援してやると
つまり仕入れとか、機械設備とかを俺が月賦で売ってやるとか
中には「商売やるには金がいるぞ、あるのか」
「ない」というと
ならば銀行で借りなければならんと、銀行までついてきてくれて
その場で、保証人になって
こうやってお金を借りるのかと
そんなところから今の会社は始まった
(14:19)
ラベル:
明日への言葉・心の時代
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