2011年2月24日木曜日

「信頼が引き出す人の力」Part5 精密部品会社社長 松浦元男さんのお話 2010年4月24日放送分





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2010年4月24日放送のラジオ深夜便明日へのことば「信頼が引き出す人の力」
精密部品会社(樹研工業)会長の松浦元男さんのお話を要約中。

*インタビューのパートは●印で表しています。
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●自分が一家の主のような気持ちだった?


終戦直後のあの時代、どこの家庭もそうだったと思うが

他人の面倒をみれるほど、暇も余裕もなかった

皆、一生懸命だった


自分も一生懸命やっている中で、両親にもうこっちに帰ってきたらどうと

住むところも家一件借りといたよと


●創業時にはたくさん応援団もいて、両親も安心していた?

そのころ、自分は結婚していて、息子が2歳ちょっとだった

今でも女房に怒られるのだが、

朝、じゃあ行ってくると出ていって

帰ってきて、今日会社辞めてきたと話したから


●30歳で会社を作られたときに、こういう会社にしようというのはあったのですか


ありました

まさに今のまま

世界最高の部品メーカーになろうと

そのためにまずここから始めるという順序はあったが

狙いはここだった

30年かかった


●社員は何名で始めたのですか

3人だった

一人は残念ながら癌で10年ほど前に亡くなったが

2人はそのまま今も残って、最高のジジイが威張っている(笑)

●最初から金型をやっていた?

そういうものは後から増やしていった

初めは成形品だけでスタートした

だんだん仕事を覚えながら、金型を作ったり

金型作ってみたら、これは機械も作ったほうがいいとなって

それで今は成形機そのものも作っている

だから工場内にある生産手段はすべて内製化したもの

全部、自分で設計した


今は、もう立派な専門家が育って、彼らがやっているが


スタートは自分が見よう見まねで、

つまり、モノマネで始めた


●松浦さんは経済学部で工学部でもないのに?


皆さんそう言われるが

それは日本人の非常に悪いところ

文系も理系も関係ない

それはノーベル賞を取る人の話し(笑)

我々がやっているのは機械

機械の設計など、線が引けて、丸が描ければ、誰でもできる


●線を引いたり、丸を描いたりは誰でもできるが、複雑で難しいのでは

時間さえかければいい

ただ、お金を儲けるためには

それを短い時間でやらなければならない

それは初めはできない

今なら半日で設計できるものでも、当時は1年かかった

今はパソコンを使えるからスラスラとできてしまう

(24:04)



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